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​第9回ドキュメンタリードラマ研究会のお知らせ
 

「ドキュメント・バラエティの先駆作を探る

――『アメリカ横断ウルトラクイズ』『世界ウルルン滞在記』制作者に聞く」

日時:2023年2月4日(土)14時〜17時30分

場所:専修大学 神田校舎 1号館 102教室

 

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【概要】

ドキュメント・バラエティの先駆作として、『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ「木曜スペシャル」、1977-98、テレビマンユニオンの関与は第11回の1987年まで)は、クイズ番組の形をとりながら、「知力、体力、時の運」のキャッチフレーズ、「敗者」に向けられた罰ゲームなど、特定のシチュエーションに置かれた人間ドラマ(人間ドキュメンタリー)の演出に特色がありました。

『アメリカ横断ウルトラクイズ』(50分ダイジェスト版)を参考上映した後、『アメリカ横断ウルトラクイズ』(第1回~第10回)の演出に携わられた白井博氏をお招きし、その試みについてテレビメディア史の観点からお話を伺います。

白井氏は、『アメリカ横断ウルトラクイズ』の前年にも『米建国200年記念・夢と冒険! アメリカ大横断 奇跡の7人大成功』(日本テレビ「日曜スペシャル」1976年7月)として、キャンピングカーでアメリカ大陸を横断するという壮大なスケールの旅番組を手がけられており、さらに『アメリカ横断ウルトラクイズ』以降も、紀行ドキュメンタリー・バラエティ番組『地球ZIGZAG』(1989-94、TBS系列)、『世界ウルルン滞在記』(1995-2007、TBS系列)のプロデューサーをつとめられています。テレビバラエティ史およびリアリティ番組の先駆的番組の試みを振り返りながら、テレビメディアの特質を探っていくことにします。

 

【ゲスト登壇者】

白井 博  氏 (テレビマンユニオン取締役副会長) 

今野 勉  氏 (テレビマンユニオン最高顧問)

保坂秀司  氏 (テレビマンユニオン ディレクター)

丸山 友美 氏 (福山大学人間文化学部メディア映像学科専任講師)

 

14時00分〜『アメリカ横断ウルトラクイズ(ダイジェスト版)』(50分)参考上映

15時00分〜 白井博氏に聞く「『アメリカ横断ウルトラクイズ』とテレビメディアの可能性」

16時10分~ 討論

17時30分  終了予定

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